福山市立動物園のアイドルといえば、『ボルネオ象のふくちゃん』ですね。
少し『ボルネオ象のふくちゃん』について説明をさせて下さい。
福山市立動物園の『ボルネオゾウのふくちゃん』は、ボルネオで孤児のゾウとして保護され、2001年に福山市立動物園にやって来ました。福山に来てからのふくちゃんは故郷のボルネオの保全のために活動してくれています。ボルネオの熱帯雨林で育ったヤシがパーム油の需要とともに伐採され、緑豊かなボルネオ島から熱帯雨林が消えていく中、ボルネオに熱帯雨林を取り戻そうと募金活動を行い。ボルネオに『ふくちゃんの森』を作ることができています。そんな矢先の2015年後半からふくちゃんは体調を崩し、2016年に結核と診断されました。当時は、動物園の展示中止、体重減少等とても心配な状況が続きました。
病気のふくちゃんを救おう!とふくちゃん募金や、クラウドファウンディングが行われました。
クラウドファウンディングは、終了しましたが、
ふくちゃん募金は、現在も行われています。詳しくは、《 福山市立動物園ふくちゃん募金 》についてで検索しますと、募金申込用紙がダウンロードできるようになっていますので、よろしくお願いします。
『ボルネオ象のふくちゃん』は、今現在は、元気な姿を見せてくれてますが、完全回復ではなく、体調管理を行いながらの生活になり、表に出てくることも増えてきています。
象の中では小型で愛らしい姿であります。今は飼育員さんと一緒の時が多いのですが、水浴びや身体を洗うのや、運動、身体測定等、お互いに声を掛け合いながらしっかり信頼が持てているのがよくわかります。見ていて微笑ましく、応援したいと更に思います。
私は、単なる一ファンですが、これからも写真を通して応援し、皆さんに様子をお伝えできればと思います。