少し前にEOS R6 のファームウェア1.5.1がきていてなかなか出来ずにいたのですが、ちょっと時間ができたので、このすきにファームウェアのアップデートを行いました。
今回のファームウェア1.5.1は、上の写真のように前回のファームウェア1.5.0にした人が対象という、限定的な人向けのファームウェアです。どういうことかというと前回のファームウェア1.5.0というのは、オートフォーカスの変更点が多く、ちょうどその頃出た、EOS R3のオートフォーカスと類似した内容になっていて、レーシングカーのマシンに焦点が合うようにだとか、マスクを着用していても顔認証をするだとか、ヘルメットや後頭部にも焦点をあてる等、とてもお得な内容になっていました。
私も喜んでファームウェアを1.5.0にしたのですが、確かにオートフォーカスの仕方が変わった感じがして『やったー』という気持ちだったのですが、ある時、子どもを撮影しているときに瞳を認識しなくて後ろの壁に焦点があたったり、しばらくオートフォーカスがうまくはたらかなくなったりと、いつもではないのですが、オートフォーカスの挙動がおかしい場合がありました。たぶんですが、EOS R3のオートフォーカスを採用したことで視線入力やセンサーの違い等々があるEOS R3とほぼそのままのファームウェアをEOS R6に積んだことでEOS R6 では対応しきれないことが出ているということだと思います。
このことは、ネットでも騒がれていて、Canonは修正のファームウェアを3月末に出すということだそうです。で、このファームウェア1.5.1はというと修正版が出るまでのとりあえずの応急処置的なファームウェアだということなのでしょうね。車優先オートフォーカスやマスクしていても顔認識等の新機能は、一応残したまんま、以前のファームウェア1.4の状態に戻すということなんじゃないでしょうか。
長々と前おきしてきましたが、さっそくやってみましょう。
私のボロパソコンですみません。ただ中身は魔改造していてSSD480GBに換装。メモリー16GBまでアップしているのでWindows10でも快適に、バッテリーも大容量にしているので外に持ち出しても問題ありません。ちなみに私は、RAW現像もこれでやってます。ルミナーAIですが、最初読み込みが少しだけもたつくことがありますが、その後は割と快適にサクサク動きます。またいつかRAW現像も記事にしたいと思います。
さて、ファームウェアはというと
SDカードを用意。
私の場合は、カメラ内でフォーマットした1番のSDカードを取り出し。
パソコンのキャノンサイトのEOS R6 ファームウェアのページ、今はこのファームウェア1.5.1のみ載ってますのでダウンロード
このEOSR6151.FIRをSDカードに移して
EOS R6の1番スロットにSDカードを戻して
電源オン
ファームウェアの確認画面にして
ファームウェアのところをクリックするとファームウェアのアップデートしますの画面が出るのでOKをクリック
読み込みするのに少し間があり、ちょっとドキッと
1.5.0→1.5.1にしますの画面。OK
インストール
けっこう時間が、かかります。
ファームウェア1.5.1に切り替わりました。
試し撮り。
チャーリーブラウンの瞳にフォーカスマークの□がきています。とりあえずは、大丈夫のようです。
また、じっくり体感したいと思います。