私は、カメラや写真とは、あまり関係のない仕事をしています。もちろん、仕事でも写真を撮ることはありますが、あくまで記録を残すための写真ですね。とっておきの集合写真とか、必要だと思う時にマイカメラを使う時はありますが、あくまでカメラは、私のライフワークで、心の支えです。
私の仕事は、障害者作業所の運営です。もうこういう関係の仕事をして28年になります。ハハハ、歳がバレますが(^◇^;)
どういう仕事かと言うと、障害を持たれた方が通っている支援学校の生徒の卒業後、その方たちの仕事を行う場所を作り運営しています。卒業生だけでなく、怪我や病気で障害を持たれた方の仕事する場所でもあります。
いろいろな作業所を経験した後、現在の事業所に関わったのは、15年前から、利用者が10人の小さな事業所で、当初無認可の作業所として運営していました。
その当時の運営は、決して安定しているわけではなく、関わった当初は、利用している親御さんと、なんとか私たち職員の給与を捻出していくのに、利用者の親御さんと一緒に毎月のようにバザーに明け暮れ、お金かせぎ。それでも手にした給料は、ひと月10万円程、とても生活できる状況ではなく、かなり苦しかったです。なんとか親御さんたちから、カンパをしてもらったりして食いつないできました。
当然、ボーナスも無く、年末にバザーや物品販売で残った、お歳暮のハムの詰め合わせセットが、ボーナス変わりとして支給してもらうのが、毎年の楽しみでした。当時をふりかえると生活は苦しかったり、大変だったこともありましたが、日々、利用者の笑顔を見ることで救われてきましたね。
それから、15年、今では、NPO法人なり、利用者も34人まで増えて障害福祉サービスという型にまですることができました。当時に比べると、だいぶ運営が安定してきています。と言っても社会福祉法人さんのような、バックボーンもないので、日々、転かさないように頑張っています。
と、私の仕事ということで、語らせてもらいました。また、私のことはおいおいに話していきますね。
それでは、また次の記事で(^O^)／
